映画「かもめ食堂」のケトルをフィンランドから個人輸入した話|OPA Mariステンレスケトル

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映画「かもめ食堂」を初めて見たとき、主人公サチエのあの暮らしぶりに、胸がじんとした。

フィンランドで小さな食堂を開き、規則正しく、丁寧に、誰かのためでなく自分のために生きている。女の幸せ=幸せな結婚、という価値観の押し付けに違和感を持っていたシングルマザーの私には、彼女の生き方がまっすぐ刺さった。

仕事があって、二人の息子との生活がある。それだけで十分幸せだと思っていた。だからこそ、あの映画の世界観が「自分の話」に見えた。

そのとき、映画のキッチンにあったケトルが目に入った。無駄のない、シンプルで美しいシルバーのケトル。

「これが欲しい」と思った瞬間、それはただの調理器具への欲しいではなかった。あの映画の世界で生きることへの憧れ、だったと思う。

ケトルの正体を突き止めるまで

問題は、そのケトルがどこで買えるのか、まったく情報がなかったことだ。

ネットで調べても調べても出てこない。映画のケトル、かもめ食堂、キッチン用品……いろんなキーワードで検索しても、同じものにたどり着けない。

それでも諦めなかった。やっとのことで、フィンランドのメーカー「OPA(オパ)」のMariシリーズだと特定できた。

ところが、当時は日本での販売店もなければオンラインショップもない。フィンランドでしか買えない、というところまでわかって、また壁にぶつかった。

そんなとき、フィンランドに在住している日本人が、現地の北欧雑貨を日本向けに個人販売しているのを見つけた。思い切って連絡を取り、ケトルの購入代行をお願いできないか交渉した。

快く引き受けてくれた。

フィンランドから日本へ。あのケトルが手元に届いたとき、箱を開けながら、なんだかおかしいくらいうれしかった。

OPA Mari ステンレスケトル 1.5L、実際の使い心地

手に取った瞬間から、ずっしりとした重さと、鏡のような光沢に圧倒された。

毎朝、このケトルでお湯を沸かすたびに、うっとりする。本当に、毎日。

使う場面はこんな感じ。

  • 朝のコーヒー:一日の始まりをこのケトルで始めると、なんとなく気持ちが整う
  • 夜のお茶:仕事から帰ってきた後の、自分だけの時間のお供
  • 来客時の紅茶:テーブルに出すだけで、それだけで会話になる

実用面でも不満はない。1.5Lの容量で、一人暮らしや二人分なら十分。注ぎ口のかたちもよく、湯量が調整しやすい。

ただ一点だけ言うと、底が広いので、小さいコンロだと五徳からはみ出ることがある。うちはIHで問題ないけれど。

こんな人におすすめしたい

「かもめ食堂」が好きな人には、迷わずすすめたい。あの映画の空気感が、毎日のキッチンに宿る。

それ以上に、「自分の価値観を大切にしたい」と思っている人に使ってほしい。誰かに見せるためではなく、自分が毎日気持ちよくいるために選ぶ道具。そういう買い物が、じわじわと暮らしをよくしていくと思っている。

忙しい毎日の中で、ほんの少し「好きなもの」に囲まれる時間を作ること。それがワンオペでも、管理職でも、シングルマザーでも、自分を保つ方法のひとつだと、私は思っている。

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